死神で友情なおすすめアニメランキング 11

あにこれの全ユーザーがおすすめアニメの死神で友情な成分を投票してランキングにしました!
ランキングはあにこれのすごいAIが自動で毎日更新!はたして2024年11月11日の時点で一番の死神で友情なおすすめアニメは何なのでしょうか?
早速見ていきましょう!

70.5 1 死神で友情なアニメランキング1位
ソウルイーター - SOUL EATER(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (649)
4615人が棚に入れました
死神武器職人専門学校-通称「死武専」。その生徒である「職人」と「武器」。その目的はただ一つ。“99個の鬼神の卵と化した魂”と“1個の魔女の魂”を武器に食べさせ、死神様の武器「デスサイズ」を作ること。
最強のデスサイズを目指し、魂を集める死武専生“鎌職人”マカ=アルバーンと“魔鎌”ソウル=イーター。そして同じ様にデスサイズを作ることを目指す“暗器職人”ブラック☆スターと“魔暗器”中務椿、“死神様の息子”デス・ザ・キッドとその武器トンプソン姉妹。この3組のコンビを中心として、時にはぶつかり合い、時には助けあう、少年少女たちの成長物語である。

イムラ さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

素晴らしいエンターテイメント

<2018/1/21初投稿>
原作は完結済み、2/3ぐらいまで既読。
アニメは全部観ましたが、放映当時原作が完結していなかったのでアニメオリジナルの終わり方でしたね。

個人的にはハガレンと同じくらい楽しめた作品でした(ハガレンと同じ雑誌なんでしたっけ?)

漫画の方から入ったのですが、初めて読んだ時、その絵柄の独特のセンスに強く惹かれました。
ワンピースの連載が始まって初めて読んだ時と同じような感覚。
扉絵だけで居間に飾って置けそうなぐらい。
アニメはその絵柄を上手く生かしてたと思います。

舞台はアメリカ・デスシティの死神武器職人専門学校---通称「死武専」

生徒たちは「職人」と「武器」の2種類。
「武器」というのは武器に変身できる生い立ちの人間のことで、武器の種類は大鎌から、刀、拳銃から壺まで人により様々。
そして「職人」は「武器」を扱うスペシャリストですね。
この「職人」と「武器」がペアを組んでいろいろ戦います。
戦う相手は普通の悪人から魔女、果ては鬼神とこれも様々で、激しくもカッコいいバトルが展開されます。
この「職人と武器のペア」の当面の目的は「99人の悪人と1人の魔女を倒してその魂を武器に食べさせること」
だから「SOUL EATER」
かなり独創的です。

登場人物も個性的。
主人公は優等生な職人の少女「マカ」と少し斜に構えた武器の少年「ソウル」。特にこの二人のバトルシーンはかっこよかった!
他にも「死武専」校長の「死神さま」やマカのパパ、イケメンマッドサイエンティストのシュタイン先生、同級生の「ブラックスター&椿」「キッド&トンプソン姉妹」など強いんだかバカなんだかチャラいんだかよくわからないけど強烈な個性を持った味わい深いたくさんのキャラクターが登場します。

こうして書くと軽い印象受けるかもですが、物語はかなりしっかり練りこまれてる感じ。
バカみたいに明るいかと思えば熱く闘ったり、ホラー臭が漂ったり、じんわりきたりとメリハリ効いてますね。

アニメは途中からオリジナルとなったにもかかわらず非常に良い出来だと思います。
放送当時、マカの声にネットでは不満が上がってたようですが私は気になりませんでした。
寧ろぴったりハマってるようにすら思ってたんですけど少数意見なんですかねぇ

カッコいい絵柄と独創的な設定、個性的なキャラ、カッコいいバトル、軽いボケと熱くて少し重たいストーリーが上手く噛み合ってます。

時間があったら原作全話読みたいし、アニメももう一回最初から観たい。
エンターテイメント作品としてはかなりの良作なんじゃないかと思ってます。


・・・そういえばedは西野カナが歌ってましたね。なんか不思議。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 27

CountZero さんの感想・評価

★★★★★ 4.2

お前の魂いただくよ!!

わたし、サクッと刈られちゃいました…。
鎌職人のマカちゃんに(笑)
そしてわたしのお気に入りにまた一つボンズ作品が加わりました。

2014年春に「ソウルイーターノット」が放送されるという事で、ずっと観たかったけどかなりの超大作で延々先延ばしにしていた本作をついに観ました!
さすがに全51話は長かった〜。
放送中の作品を後回しにして観見続けても、結構かかってしまいました。
長さ的にはわたしのお気に入り作品のトップに君臨する「エウレカセブン」に匹敵しますが、でもそれだけではありませんでした!
とてもおもしろいです。

少年漫画が原作という事で、お話の内容はバトルを基本にした学園もので全く難しいところはありません。
設定も定番ですが、少しおもしろいのは職人が使う武器の設定です。
この作品の中での武器は、武器職人によって形作られた「人格を持った武器」ではなく「武器に変身できる人間」として描かれています。
そのため、良くある登場人物にただ使われるだけのスペシャルアイテム的な武器とは異なり、すべての武器は自らを扱う武器職人と対等の立場で登場します。
この設定のおかげで、学園パートでの登場人物が多彩になり厚みが増していますし、バトルパートでは職人と武器の協力関係がありきたりな主従や使役する関係ではなく、友情や愛情に基づく関係になるのでストーリーに深みと感動を加える事につながっていたと思います。

そしてこの作品では何と言っても登場するキャラクターが最高に魅力的です。
可愛くていい子で結構ノープランのマカ、クールな男を目指す…けど熱ーいソウル、強くてお調子者のブラックスター、優しくて柔和で芯の強い椿、二枚目な感じだけど実はかなり三枚目なキッド、ヘタレなキッドを支える2丁拳銃のリズ&パティ、弱虫クロナ、シュタイン博士にシド先生にマリー先生も!
挙げればきりがないほど、主役だけでなく脇役まで登場するキャラクターはみんな手抜きなくバランスが良かったです。
中でもわたしのお気に入りは、やっぱりマカ&クロナかな。
声優はマカが小見川千明さん、クロナが 坂本真綾さん。
わたしは小見川さんの声が個性的でかなり好きなのですが、あのおみんちゅの少しかすれた?感じで気持ちヒステリックな声がわたし的にはマカにピッタリ!って思いましたし、マーヤは言うまでもなく最高です。
この二人が演じるマカ&クロナには泣かされっぱなしでした。゚+(σ´д`。)+゚・クスン…二人ともほんと可愛いくていい子なんですよ〜。
あと全然台詞はなかったんですけど、いつも気になってたのはキリクのパートナーのポットオブファイヤー&サンダーのおチビちゃんたち。
きりりと腕を組みして登場したり、時々後ろの方でなんかポーズ取ってて可愛いです(笑)

この作品のアニメーションとしての品質は間違いなくトップレベルです。
1クール目のOPからアニメーターの意地を感じるほど流れ動き回る画面に、感心する事間違いなしです。
もちろん、そのあとのどのOP&EDもなかなかに素晴らしいです。
個人的には元ブリグリのトミーが採用されてたのもうれしかったです。
元々、ボンズと言えばスピーディーに動きまくる絵が有名ですが、それはこの作品でも十分に発揮されています。
しかも、シリーズを通して作画はほぼ乱れません。
絵柄の違いもあるので、京アニのような繊細さはありませんが、太めのしっかりとしたラインで描かれ、世界観にぴったりあったポップで濃い色彩も好印象でした。

原作はもう完結したようなので、いつか第二期が制作されないかなあと期待してしまいますが、とりあえずは今期の「ソウルイーターノット」を楽しみにしようと思います。
とても話数の多い作品なので取っ付きにくいかもしれませんが、かっこいいアクションと熱いストーリーとセンスの良い綺麗な作画で楽しみたい方は是非観てみてください。
きっと満足できると思います。
もっともっと広く評価されるべき作品です(σ´∀`)σYO!!

投稿 : 2024/11/09
♥ : 25

「ひろ。」 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

ノット(アニメ版)のおかげで本編にもハマった!。

ソウルイーター本編原作未読
ソウルイーターノット原作未読
ソウルイーターノットアニメ版6話まで視聴して⇒の本編視聴です。

ノット(アニメ版)のおかげで、かつて数回断念していたソウルイーター本編に再度トライしました。
1話、2話では今一つハマれませんでしたが、
3話の宮野さん登場でがっつりかっちり食いつき、
さらに坂本さん登場に狂喜乱舞してしまいました!!。ヒャッハー!!。
よく考えてみれば、本編ってボンズさんx五十嵐卓哉さまなのですよね。
なぜ今まで見てなかったのが不思議すぎるくらいです。

とにかくキャラ達がみんな凄く生き生き描かれていて、みんな魅力的!。
ここは原作者さまに感謝感謝です。
主役が何人もいるし、味方・敵それぞれのサブキャラも個性ありすぎ!!(褒め言葉)。
アクの強すぎるキャラも、なぜか最終的には好きにさせてしまう。←ここは絶賛でした。

子安さんスゴすぎ!。
あのキャラで、あのセリフ、あの歌と、絶対好きになることはないだろうと思っていたら
最後、中毒的に好きになっていたというw。一番もっていかれたキャラでした^^。
「○○め!」、「○○○○ー○○ー♪♪」

あと、カエルの魔女が地味にすごくお気に入り。エルカ=フロッグ?。
初めて見た時は、すぐにいなくなるキャラかとも思ってた。

シド先生は、ノット見始めた後に本編見たら、すごく切ないのにおかしすぎるwwという奇跡!^^。

宮野さんは一癖あるキャラ演じさせたら天下一品ですね!。ぴったりのキャスティングだったと思います。

でも一番良かったキャラはクロナかな?。
39話、泣いてしまいました><。琴線に触れるってこのことですか?。坂本さんの演技。
クロナのおどおどしてる姿や負の部分見てると、自分自身と重なって見えてしまうんですよね~。

物語の主要キャラ全てにおいて、
普段の姿とは対になる、シャドウ的な部分、内面に誰もが持っている負の部分、
それらとどう向き合うかが描かれていて見応えありました。
小見川さんの叫びがとても心に響きました。
・・って思いながらwiki開いて見てたら、小見川さんデビュー作だったのですね。それはさらに凄い!。

BLACK STARは、最初口だけのキャラかと思ってたけど、少年マンガ的にスカッと王道なキャラでしたね。

あと、音楽をからめた物語の描写がよかったなあ。
音楽のこと考えている時のソウルがカッコイイ!!。

物語の最後は、若干ちょっとたたみきれてなかったかなあ?と思うところもありますが、
でも最後の最後まで続きが気になって早く見たいって気持ちの連続にさせてもらってました。
とにかく楽しかった♪。

原作ってもう完結したのかなあ?。
今度はぜひ原作も読んでみたいと思っています!。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 24

81.2 2 死神で友情なアニメランキング2位
昭和元禄落語心中(TVアニメ動画)

2016年冬アニメ
★★★★☆ 4.0 (904)
4160人が棚に入れました
昭和の落語界を舞台にした噺家の愛おしき素顔と業を描いた作品

師匠と交わした約束を 胸にしまって芸を磨き ついに与太郎、真打に。 射止めた名跡は三代目助六。 八雲師匠の為め、助六の血を継ぐ小夏の為め、 焦がれて手にしたはずなのに、 おのれの落語が揺るぎだす――。 八雲と小夏、二人の中の助六を変える為めの 与太郎の落語とは――!?

声優・キャラクター
関智一、石田彰、山寺宏一、小林ゆう、林原めぐみ、家中宏、牛山茂、山口勝平、加瀬康之、須藤翔、茶風林、遊佐浩二、林家しん平

えたんだーる さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

流行に阿らない作品?(NHKで実写ドラマ化、10/12より放送)

同タイトルの漫画が原作らしい。(原作未読)
このレビューは1期目のもので、2期目の制作が決まっているらしい。

本作の登場人物には落語を演じるシーンが必要な人がいるわけだが、それらのキャストのオーディションでの当落基準に「落語を演じられること」というのがあったらしい。

その真偽は確認していないが、それが信じられるくらいにキャストは落語を熱演している。

そして本作品の登場人物のの人間臭さと、噺の中の登場人物の人間臭さとが重ねあわされるようなストーリーにはなかなか重厚感があると思う。

キャラクターデザインはおそらく原作を踏襲しているのだと思うが、いわゆる「アニメ絵」風ではない。だがそれは「キャラクターデザインの問題」であって、作画が悪いということではなくむしろ良い。

演出や美術なども近年の作品にはあまりない感じであまり似ている作品は思い浮かばない。(もしかしたら『御先祖様万々歳!』とかは少し似ているかも? でもあれはもっと「舞台劇風」な画面だしなあ…。)

いかにも老舗のスタジオディーンが制作しているっぽい作品である。

とにかく作品全体から「世の中に愛される『落語』であって欲しい」という願い、危機感みたいなものが随所に感じられることと「落語は人生そのものだ」みたいな娯楽としての落語の意味みたいなものがにじみ出ている。

すごく面白かったが、これがアニメ作品として売れるかどうかは良くわからない。売れたら良いね…。

2018.10.6追記:
10/12よりNHK ドラマ10枠で連続ドラマとして放送されるそうです。さて、どうなることか…?

投稿 : 2024/11/09
♥ : 70
ネタバレ

剣道部 さんの感想・評価

★★★★★ 5.0

実写映画化してもヒットしそうな印象を受けた=シナリオとテーマ性に長けたリアル系のアニメ

[文量→大盛り・内容→雑談系]

【総括】
落語をテーマにした、唯一無二の作品。

声優さんの力を感じる、名作。

アニメ史にキッチリ残すべき作品だと思います。


《以下ネタバレ》

【視聴終了(レビュー)】
{netabare}
まず、ド正面から「落語」に向き合ったアニメってのは珍しいですね。第1話で「出来心」という演目をまるっと見せてしまう(そして、それを楽しんで観られてしまう)驚き! 落語そのものの魅力に自信がある、もしくは伝えたいって気持ちが伝わります。

私は落語には疎いです。実際に落語を観たのも寄席に行ったのも付き合いで数回ってところです。好きな咄家さんもいません。素朴な疑問として、(初見ならまだしも)「ストーリーが分かっている話を何度も聞いて面白いのか?」というものがあります。

それを落語好きな友人に話を聞いてみると、「落語は音楽。歌だって、好きな歌手の好きな歌なら何度でも聞きたいって思うし、ファンなら、年月を重ねるごとの変化、その日の体調や気分によって微妙に変わる歌い(話し)っぷりを楽しめる。それから、同じ曲でも歌い手が変われば、カバー曲みたいで楽しめるよね。客との関係性(即興性)も、例えればジャズだよ」と言われました。

なるほどな~と思うました。私の大学時代の(文学部の)恩師の持論で、「ミステリーは基本的に古典になり得ない」というものがありました。それは、「ミステリーとは基本的にストーリーを楽しむもので、一度読んでオチが分かってしまえば再読しようと思えない。でも、ストーリーが分かっているのに何度も読みたくなる文章というのは確かにある。それは、表現の妙だったり言葉のリズムであったり、そこに日本語の美しさ、心地よさがある文章だからである。そういう作品こそ、再読にも再々読にも耐えられ、読解にも値し、古典になっていける作品である」というものがありました。

アニメでもそうですよね~。例えば私は、「とらドラ」とかストーリー分かっていても何度も観ちゃうけど、あれは「とらドラの空気感に浸りたい」ってのが大きいんですよね。耳に目に、心地いいんですよ。

落語の魅力ってのも、そういう類いのものなのでしょう。「昭和元禄落語心中」にも、そういう「落語の魅力」が詰まっていました。

また、ストーリー的にもそれぞれの登場人物が辛い過去を抱え、その傷を落語を通して乗り越えていこうともがく様子には感動を覚えました。七代目八雲の苦悩、血の繋がりを越えた師弟愛。そして、八代目八雲(菊比古)と助六との友情を越えた絆。月と太陽のような対照的な二人。菊比古が助六に、助六が菊比古に抱く、嫉妬やら憧れやらの混ざりあった複雑な感情。そして、女の怖さ、愛憎劇。偏愛。死。所々、落語の話を元ネタにしたようなストーリーも。(一期の)ラストはちゃんとコメディで占める。なんだか色んなものを詰め込んだのに、それを一本の筋としてまとめきった素晴らしい脚本。それ自体が落語のような物語でした。

最終話でいきなり与太郎が真打ちになってて、? って思ったけど、よくよく考えれば、「前座→二枚目→真打ち」の流れは菊比古編で描いているわけだから、あえてスパッと切ったのは英断ですね。そして与太郎を使い、助六が経験できなかった、真打ちになってからの苦しみや喜びを表現する、と。うん、無駄がない。

さらに、戦争という時代を描いた社会派の物語としても一見の価値あり。戦中戦後に、落語などの日本の伝統的な娯楽産業がどのように落ちぶれていったか、また、その中で落語を残そうともがく人々の様子。終戦後に初めて行われた寄席の緞帳が上がった時の、「何も無ぇ時代だからこそ、舌三寸の落語の腕の見せ所よ」という助六の台詞にはグッときた。昔、ある咄家さんが、「座布団一枚と扇子に着物があれば、どこででも落語は出来る」と言っていたのを思い出し、落語の強さを感じました。

う~ん、このアニメはやっぱり、タイトルで損している気がする。私も、「元禄」「心中」あたりにひっかかってて、視聴を避けてましたし。あ~、観て良かった♪

最後に、やはりこのアニメで光ったのは声優陣の凄さでした。いや、だって、落語になってるしね(汗)どれだけ練習したんでしょう? 凄いね、声優って。

2期決定らしいですね。1話最後に八雲が、「長い夜になりそうだ」と言っていたけど、(2~3話の過去編かと思っていたのに)ここまで長い夜になるとは思わなかった(笑) 2期前提ってことだったのでしょう。2期ではきっと、与太郎の成長が見られるのだろうし、楽しみです!!
{/netabare}

【余談 ~実写化した場合の配役案w~】
→以前書いた文章
多分、いつか実写化するはず。そして、この中の何人かは当たる気もする(笑)

→やっぱり実写化されましたね。実際の配役は、

八代目 有楽亭八雲(菊比古)…岡田将生。
有楽亭与太郎…竜星涼。
小夏…成海璃子。
みよ吉…大政絢。
有楽亭助六(初太郎)…山崎育三郎。
松田さん…篠井英介。

でした。アニメ放送当時に希望した、私の配役案と、どっちが良いですかね?(笑)

{netabare}
与太郎編の配役。 ( )内は第2希望

与太郎→生田斗真(小栗旬)
八雲→堺雅人(佐々木蔵之介)→白髪バージョンは無しの方向でw
小夏→二階堂ふみ(戸田恵梨香)
松田さん→近藤正臣(中原丈雄)
ヤクザ兄貴→やべきょうすけ(千原ジュニアw 落語大好きだし)
ゲスト出演→春風亭昇太(か、林家たい平。笑点メンバーのガチな落語を観たい人は多いはず。落語界にもメリットはある)


菊比古編の配役(妄想)

菊比古→二宮和也(窪田正孝)
初太郎→桐谷健太(山田孝之)
七代目八雲→立川談春(風間杜夫)
みよ吉→菜々緒(仲間由紀恵)

こんな感じでどうでしょう(笑) 全体的に(原作に比べて)年齢層高めになっちゃったのと、与太郎と小夏、菊比子とみよ吉の年齢が逆転しちゃったのが難点ですが、イメージ重視の配役です(だって、10代の演技力無いジャニタレには落語は無理そうだし、そうなると、相対的にアラフォー女優さんになるけど、それで若い人を呼べるか疑問にも思うから)。

さて、レビュータイトルの件ですが、素直にそう思いました。このアニメ、とても良いアニメで久々に(このすば以来の評価5で)夢中になれましたが、このリアリティある作風に重厚なストーリー。冷静に考えればあえてアニメである必要はないとも思いました。むしろ、実写向きでは?

与太郎は、ジャニーズでもイケメン若手俳優でもいけそうだし、小夏も、若手の人気女優(清純派女優の新たな一面を見せるとか)いけそうだし、(8代目)八雲に関しては、堺雅人さんにしか思えない(笑) あとは、リアルガチな大物咄家さんをゲスト出演させれば、話題は作れる。最近は落語ブームで、若い女性も観に行くらしいですし、中年以降の落語ファンにもウケそう。イメージは「ちはやふる(劇場版)」。

ストーリー(八雲と助六の過去編)を短縮(か省略)させて、(おそらく2期で描かれる)与太郎の成長にしぼれば映画の尺でもいけそう! そしてヒットしたら、八雲&助六の過去編をスピンオフで劇場公開(笑) もしくは、先に八雲&助六の過去編を公開。続いて後編として与太郎編を公開(アニメ通りの構成)。うまくいけば、落語ブームという社会現象を起こせるかもよw
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 61

ニャンキチ君 さんの感想・評価

★★★★★ 4.6

時代の波にのってかえていく者と 抗いかわらぬ者

 原作は未読で、落語はあまり詳しくないのですが、故桂枝雀さんの落語はおもしろかったですね。 それと笑点のTVは大好きという程度です。

 さてアニメの方ですが、1話でグッと引き込まれてしまいました。
 
 作画もキャラ達も良くて 登場人物の声優さん達の声の演技はさすがですね。聞き惚れてしまいやした。艶っぽい声にぞくぞくしたり いきよい良く乗った声にこちらも楽しくなったり OPの音楽は毎回 ワクワクさせてくれました。そして ノスタルジーを誘う 穏やかなEDが流れるいいね。  


 他人の人生を垣間見る。まさに人生いろいろ。 でも自分もそこに居合わせているような感覚を与えてくれるアニメでした。2期が楽しみです。



 初老の菊比古さんシブくて素敵です。^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 50

70.2 3 死神で友情なアニメランキング3位
満月をさがして(TVアニメ動画)

2002年春アニメ
★★★★☆ 3.8 (203)
1331人が棚に入れました
主人公・神山満月は、最愛の人・桜井英知との約束で歌手を目指している12歳の少女。ところが喉の病気が原因で、彼女は声を捨てて命を永続させる方を取るか、このまま命日を待つかの選択を迫られることとなる。
そして彼女の前に「タクト」と「めろこ」という、彼女の死を阻止する者を満月に出会わせないようにする役目を仰せつかっている2人組の死神が現れる。

声優・キャラクター
myco、斎藤恭央、本多知恵子、小川輝晃、木村良平
ネタバレ

ピピン林檎 さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

健気さが光る正統派変身少女&アイドルもの

◆『りぼん』連載マンガ原作の「歌う」変身ヒロイン

本作はいわゆる変身少女ものですが、『美少女戦士セーラームーン』の大ヒット以降に隆盛した「美少女戦士/バトル系魔法少女」では全然なくて、古き良き正統派変身ヒロインもののイメージを良く保った良作であるように思いました。

簡単に内容を紹介すると、本作のヒロイン満月(みつき、小学6年生)は病弱な12歳の少女から健康な16歳の姿に変身できるだけ、というシンプル設定で、その点で、魔法が使えず特殊な身体能力もないけど歌だけは上手い『こばと。』のヒロインとちょっと似ています(*注1)。

この満月ちゃんは余命があと1年しかない薄幸の身の上なのですが、彼女を看取りに来た死神コンビが「彼女が思い残すことなく死んでくれるように」と彼女の夢であるアイドルのオーディションの受験資格のある16歳の姿に変身する秘術を与えてくれ、そのオーデションで彼女は、{netabare}病弱なせいで普段は余り出せない声をここぞとばかりに振り絞って熱唱して審査員達を驚かせ、{/netabare}急遽アイドル・デビューが決まってしまう・・・というのが先ず第1話の展開です。

その後は、全52話(ちょうど1年分)かけて、満月ちゃんと死神コンビの1年間をじっくり描き出していく実に分かりやすいストーリーとなっていて、とにかく本作は、奇をてらわないこの王道シナリオと、これまたワザとらしいキャラ立ての皆無な自然派ヒロインの健気さが光る作品と個人的には思っており、それを評価されてか、本サイトでも、レビュー数こそ多くないものの、「物語」項目は4.1と高めの点数となっている点がちょっと良いと思いました。

(*注1)満月は、本当に12歳から16歳の「容姿」に変身できる「だけ」で、頭の中は全くの12歳のままなので、{netabare}英単語を全然読めなかったり、ラジオのインタビューで好きな食べ物を問われて「給食の・・・」と答えてしまい周りから「え???」って顔をされたり{/netabare}して、その点が天然のコメディになっている点も、何となく世間ズレした『こばと。』と似ていて、好感度が高い気がしました。

あと、このヒロインは、12歳のときの容姿が放送当時人気のあったミニモニの加護亜依に似せてデザインされたそうですが、16歳の変身後の容姿が、割と最近のアイドルものの人気作『デレマス』の島村卯月に似ていて、性格自体もどことなく島村に似ている気がするので、『デレマス』での卯月の描かれ方が物足りないと思っていた人はこちらの作品を試しに視聴してみると良いかも知れません。


◆視聴メモ
{netabare}
・第1話視聴終了時点
見やすい絵柄とテンポのよい脚本で掴みはOK。余命1年の12歳の少女が死神の秘術で外見だけ16歳に変身する(でも中身は12歳のまま)、という設定はなかなか面白いと思う。
・第2話視聴終了時点
16歳で12歳の女の子に「好きだよ」と告白する男子ってどうなの?というか、これ女の子の側の一方的な「告白された」思い込みにしか見えない気もするんだけど?
・第5話視聴終了時点
健気さが魅力の正統派ヒロインものと判明。これは侮り難い・・・
・第9話視聴終了時点
繊細な感情描写系と判明。これは拾い物の良作かも。
・第28話視聴終了時点
満月は小学6年生だったはずなのに、中学生っぽい環境に変化していてちょっと違和感あり(設定を途中で変更してる?・・・2nd OPの歌詞にも「High School Days」ってあるし???)
・第35話視聴終了時点
「来年の春から中学生」という同級生の発言があるので、やっぱり満月は小学6年生と確定。
・第36話視聴終了時点
ヒロインの健気さが光る回(本作初の★★(優秀)回)
・第50話視聴終了時点
ありがちの展開だけど、ちゃんと話を動かしてきたのは◎(本作2度目の★★(優秀)回)。
・第52話視聴終了時点
最終話を綺麗にまとめてきたので評価が更に上がる(本作3度目の★★(優秀)回)。
但し、欲を言えば、ここに来てようやく第2ヒロインに昇格した「めろこ」については、作品全体としてはもう少し早くからきめ細かくその《心の揺れ動き》を確り描き出して行って欲しかった気がする。{/netabare}


◆制作情報
{netabare}
原作マンガ      種村有菜(『りぼん』2002年1月-2004年6月連載)
監督         加藤敏幸
シリーズ構成     まさきひろ
脚本         まさきひろ、田村竜、中瀬理香、吉村元希、広平虫、杉浦真夕
キャラクターデザイン 種村有菜(原案)、工藤裕加
アニメーション制作  スタジオディーン{/netabare}


◆各話タイトル&評価

★が多いほど個人的に高評価した回(最高で星3つ)
☆は並みの出来と感じた回
×は脚本に余り納得できなかった疑問回

=========== 満月(フルムーン)をさがして (2002年4月-2003年3月) ========
 - - - - - - - - - - - - OP「I♥U」、ED「New Future」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第1話 それでも歌いたい ★ 死神との出遭い、満月変身、歌手オーディション
第2話 英知くんとの約束 ☆ 満月の憧れの人、二人の約束、満月のラッキーデー
第3話 マネージャーさんが来た ☆
第4話 詩(うた)にこめた想い ★ 満月の作詞(デビュー曲)
第5話 はじめてのお仕事 ★ 雑誌インタビュー&撮影会、「16歳の丘」のアカペラ
第6話 スタジオの長い日 ☆ 寂しがり屋の少女(七海){/netabare}

 - - - - - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Myself」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第7話 フルムーン、デビュー! ★ 初ライブ
第8話 ヒットって本当? ★ 満月の学園エピソード 
第9話 聞いてほしいのに ★ 若王子先生の授業参観・墓参り(満月の母・葉月&父)
第10話 芸能界の掟!? ★ 大御所演歌歌手(昆巻冬子)
第11話 危険なレンズ ☆ スクープ・カメラマン(三枝)
第12話 ねぎラーメンと聖者の石 ☆ 
第13話 ちっちゃなコンサート ★ 施設訪問、園児と交差する満月の想い
第14話 がんばれ!代理マネージャー ☆ 駄目マネージャー(秋葉さん)
第15話 ファースト・キス!? ★ 事故チュー回
第16話 ライバル登場! ★ 意地悪先輩アイドル(若松円)、シャンプーCMオーディション
第17話 すれ違う二人 ★ 
第18話 走れ!オーディションへ! ★ 交差点キス&エレベーター回
第19話 届かない歌声 ★ 逃避行、タクトの唄声、若王子先生・大重マネへの打ち明け
第20話 めろこ、ひとりぼっち ☆
第21話 新たな思い ☆ フルムーン芸能界復帰、円の意地悪再び
第22話 ワクワク!ソロライブ ★ 世界配信ライブ企画(ムーン&スターズ)、妨害、夜天ライブ
第23話 お引越しパニック × 大重マネvs.家政婦(田中さん) ※本筋に無関係な水増しエピソード
第24話 お父さんの歌 ★ ROUTE:Lの幻の名曲、円の横槍(高須プロデューサー)
第25話 若王子先生にお願い ★ 若王子のプロデューサー引き受け
第26話 伝えたいもの… ★ 満月の子供時代、母親(葉月)の写真とオルゴール{/netabare}

 - - - - OP「ROCK'N ROLL PRINCESS」、ED「ETERNAL SNOW」 - - - -
{netabare}
第27話 絶対に負けない ★ でっち上げスキャンダル、2人のレコーディング、何のために歌うのか
第28話 満月って恋の達人? ☆ 同級生の恋愛相談
第29話 新たな死神・いずみ&ジョナサン ★ 死神一のサディスト登場
第30話 英知くんを知る人 ★ 和美フランクリン(擁護施設の元先生)登場、英知君へのビデオ・レター、タクトの反対
第31話 学園祭の秋なんです ★ タクトの人間変身(ボディ・ガード)
第32話 素顔の円 ★ 落ち目アイドル若松円の立ち直り
第33話 忍び寄る病魔 ★ 満月の病状悪化、喉の手術の判断と満月の意思
第34話 ブランコのおじさん ★ 死神の見える人(真田さん)の魂の回収
第35話 英知くんからのメール!? ★ 満月の病状回復(英知君効果)、いずみの満月接近(死神の刻印)、新しい治療法
第36話 運命の新人賞 ★★ 2人の偽メール送り主、空港での謝罪、最優秀新人賞受賞
第37話 満月(フルムーン)からの贈り物 ☆ X'mas回、円の新曲リリース
第38話 おばあちゃんの過去 ☆ 満月の家出(アメリカへ)
第39話 太平洋を越えて ☆ アメリカ到着、英知君の思い出と募る想い
第40話 盗まれたペンダント ★ イーグル・ヴァレー観光、タクト告白
第41話 英知くんのいる街へ ★ 見つからない英知君、逆さ文字出現、桜井夫婦発見(タクト)
第42話 エターナルスノー ★ 事故死していた英知君、満月への手紙、雪の教会墓地{/netabare}

 - - - - - - - - OP(変わらず)、ED「Love Chronicle」 - - - - - - - - - -
{netabare}
第43話 もう二度と歌わない ☆ 帰国、変身しない満月、喉の手術拒否
第44話 共鳴する心 ★ フルムーン引退の噂、タクトの記憶、めろこの迷い
第45話 いずみの誘惑 ★ 永遠の月の世界への誘い、ROUTE:Lのキラ・タクト、病院屋上の夜
第46話 新月の夜に ★ タクト幽霊化のピンチ、満月立ち直り ※シナリオ自体は都合良過ぎて×
第47話 生きる希望 ☆ 運命を阻止する者
第48話 フルムーンになれない!? ★ 満月の変身が解ける、タクトが幽霊化しない方法 ※魔法少女のお約束のテーマがようやく・・・
第49話 満月の思い・めろこの思い ☆ 忘れ草(ミスティック・リリー)
第50話 どうしても言えない ★★ 満月の小学校卒業式、13歳の誕生日(4/4)、満月告白
第51話 運命の日 ★ フルムーン1周年記念ライブ、タクトの記憶消滅
第52話 満月(フルムーン)をさがして ★★ ※ED「New Future」{/netabare} 
---------------------------------------------------------------
★★★(神回)0、★★(優秀回)3、★(良回)33、☆(並回)15、×(疑問回)1 ※個人評価 ★ 4.1

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

めじな さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

感想

全52話。恋愛・アイドル・ファンタジー・感動もの。

最初観た時、子供向け?って思いましたが、大人でも十分観れました。
カレイドスターと同じようなカンジでしょうか。

声優さんですが、満月ちゃん(myco)の声が違和感がありました。
歌手を使うのは良いのですが、満月ちゃんの声の時だけは他の声優さんを使って欲しかったです。

ストーリーは全く先の読めないような展開が続いて、とても楽しめました。
特に後半が良いです。もう心を打たれる・心に響くようなカンジで泣けました。
最終回も泣けますね。ジーンと来ました。

めろこは好きなキャラだったのですが、
最終話のめろこ最高です!というかビックリでした^^;

この作品の目玉は、観ていて何度も聴くことになるフルムーンの唄う曲ですね。
ETERNAL SNOW、他2曲とも良いです。
悲しい展開に実によく合っていました。
とにかくED曲が良いです。

ストーリー重視、悲しい物語を観たい人にお勧めの作品です。
でも、52話あるので長いのが難点ですね。でも良い作品だと思います。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 11

四畳半愛好家 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.9

泣ける作品

最終回で泣いてしまった…

主人公満月は喉の病気から「声」と「命」のどちらをとるか選択を迫られている歌手を目指している少女。最愛の英知くんとの約束の為、声を捨てられないでいる満月の前に「タクト」と「めろこ」、二人の死神が現れて…(全52話)

個人的には、めろこと緒方さん演じるいずみくんがお気に入り…
特にめろこは本当に大好きなキャラクターになりました…

あと、原作とはほとんど別物みたいです。

 声優については、先ず、タクト役の斎藤恭央さん(やっくん)とめろこ役の本多知恵子さんのご冥福をお祈りします。
 タクトの演技は巧いとは思いませんが、魂のこもった演技だったのは間違いないと思います。
 めろこの演技は流石といったところでした。
 主人公の満月は歌手のmycoが演じていて、正直演技は変な感じはありましたが、流石は歌手の方、劇中に歌う曲(ED曲)は聴き心地のいい曲ばかりで、歌唱力はキャラの特性上必須であることもあり、悪くないキャスティングだと思いました。演技のつたなさも、満月らしいと言えば満月らしい気も…

それと、EDもですが、OPの2曲もすごく好きになりました。
THE★SCANTYの「I♥U」と「ROCK'N ROLL PRINCESS」
是非聴いてほしいパワフルな楽曲です

投稿 : 2024/11/09
♥ : 8

65.6 4 死神で友情なアニメランキング4位
07-GHOST[セブンゴースト](TVアニメ動画)

2009年春アニメ
★★★★☆ 3.7 (346)
2086人が棚に入れました
ラグス戦争終結から十数年後、バルスブルグ帝国の第1区で軍に入隊するためエリート生として過ごしていたテイトは、ある日、失われた記憶の一部を取り戻し、自分がラグス国王の息子であることを思い出す。
記憶を取り戻したテイトは軍を脱走し、第7区のバルスブルグ教会の司教たちに助けられた。しかし、彼の運命はすでに動き始めていた。

minisaku さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

女性向けかも。でも、内容がイマイチなので女性にもオススメはできない...

あらすじは他の方に任せて感想いきますw 全25話です。
一度は途中で切った作品ですが、なんとなく見直してみました。

世界観や設定はわりと好みだったんですが、
話の展開が遅くて見る気が無くなりました...

話を引っ張りすぎでテンポが悪かったです。頑張って最終話まで見てみたんですが、
最後も中途半端な終わり方だし、なんかイマイチって感じでした。

『友情の美しさ』とか、描きたかったのかな~とか思うのですが、
狙ってる感があからさまで、わざとらしくて少し気持ち悪かったです。

あまり共感できないし、なんか友情ごっこにしか見えなくて感動とかは皆無でした。
主人公が親友とか言葉にすればするほど、薄っぺらい台詞にしか聞こえない。
途中から見る気を無くしてたのでそう感じたのかもですが....

まぁタイトル通り、女性向けなのかな!?って感じの作品です。
格好良い男性がいっぱい出てくるし、BL要素もあります。
女性というかそういうのが好きな人向けですねw

自分は別にBL入ってるのが見れないって事はないのですが、
この作品はBL抜いても内容に飽きてしまってダメでした。

もう少し、サクサク進んでくれたら感想も変わっていたのかもですが、
個人的にはあまり楽しめなかった作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 23

柚稀 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

俺は、失ってばかりだった…けれど…。

全25話。
キャラ、イケメンわんさか(*゚▽゚)ノ   
描かれる、熱い友情☆
シスターに死神☆司教、カストル様!(ナイスメガネ☆)ラブラドールくん(可愛い♪)
そんでバトル、またバトル!!
これは、きっとおもしろい!!((o(>▽<)o))

…………………………!?!?!?Σ(゚д゚;)

ってあれ??www
こ、こんなはずでは…(´・ω・`)が25話観た感想。。。。。


スクラー(戦闘用奴隷という意味らしい)から、
軍隊へと入隊したテイトには生まれながらに課せられたおっきな運命があって、
紐解かれる記憶と復讐の思い、
そして親友であるミカゲの想い、を胸に戦う。
のですが…

…ですが。
前半というかはじめの数話の展開は、テンポよく、
いい感じにバタバタとしていて、観ていて気分良かったのだけれど、
それ以降のスロー、超スローな展開にはちょっと残念。。。。。

いつ攻め込んでくるんだ?どうなんだ?
と結構楽しみにしていた、テイトを追う軍側、アヤナミが率いる敵さん部隊の登場も少なめで、
5,6人いる敵さん達の名前もいまいち覚えられずw

能力もそれぞれ、使用する武器もそれぞれ、なので、
敵さん達の戦闘シーンも期待していたのですが、
思ったほど、さほど描かれることはなく。

僕の期待とは裏腹に物語は進んでいきましたとさwwwww

そんで25話終了後、気付いたのは…
これは今後の物語へ続く、プロローグにしか過ぎない。
ということでしたwww

…まだ、あるんすか?
あんたけスローだったんだから、何とか25話に収まらなかったのですか…??

モヤモヤとした問いかけだけが残りました(〃゚д゚;A

ただ、声フェチとしての目線wでいいましたら、
イケメンキャラ揃いだけに“いい声”がたくさんしました(*´∇`*)

福山潤・浪川大輔・入野自由・諏訪部順一・宮田幸季・岸尾だいすけ・朴璐美・斎賀みつきなどなど♪

特にテイトの声、斎賀みつきさんは“カナリヤ”という曲を聴いてから、男性ばりにかっこよすぎる歌声に惚れましたd(>_・ )グッ!ww

投稿 : 2024/11/09
♥ : 16

peko さんの感想・評価

★★★★★ 4.5

緋色のカケラ~♪

原作で号泣してください!
アニメで主人公を見守ってください!
という作品です。

1話がちょっとドタバタ展開なのですが、数話すれば回想シーンも入り、落ち着くので安心してください。
25話ありますが、まだ主人公テイト=クラインが駆け出した1歩で、完結には程遠いですが、内容的には、笑いあり、バトルあり、涙ありでかなり楽しめます。
私もアニメから入って原作を買いだした人なので!
あと音楽にも注目して観て欲しいです。
迫力大・癒しの聖歌が素晴らしく、バトルの時のサントラには圧倒されます。

私が大好きな原作とアニメなので、ネタばれなしで書くとこんなけしか書けませんが、是非!観て欲しい作品です。


◆◇◆◇◆◇◆◇◆追加◇◆◇
サントラをニコ動で聞きなおしてみました!
これは!!!!!!!!!
なななななんと!★

心洗われるようなサントラだと改めて思いました。
アヤナミ登場シーンでのサントラが緊迫しつつも美しい旋律、そして穏やかで悲しいものであるのに気付かされた今日この頃です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 15

72.7 5 死神で友情なアニメランキング5位
黒執事Ⅱ(TVアニメ動画)

2010年夏アニメ
★★★★☆ 3.8 (807)
5010人が棚に入れました
19世紀後半、英国名門貴族トランシー家。若き当主アロイス・トランシーは生まれてまもなく攫われ行方不明となっていたが、漆黒の執事クロードとともに帰還した。クロードはアロイスに絶対的忠誠を誓っており、広大なトランシー邸の一切を切り盛りしていたが、名前以外はすべてが謎に包まれていた。
ネタバレ

takumi@ さんの感想・評価

★★★★★ 4.7

好敵手の出現で1期より見応えがあった

レビューを書くにあたって少し前に1期、2期を通して再視聴したが、
実は僕の場合、「黒執事」を初めて観たのは2期を放送中だった頃の3話からだった。
そのせいもあってか、2期のほうから先に好きになった作品なので、
原作ファンの方とは、だいぶ観方や感想が違っているかもしれない。

というのもこの2期、原作でも1期でも主役であった執事セバスチャンと
その主、シエルの対抗相手として、原作には無関係の執事・クロードと
その主・アロイスが登場し、物語もオリジナルだったからだ。
で、1期を観た上で思うのは、2期のほうがメリハリあって個人的には楽しめた。
でも2クールかけた1期でのセバスチャンの有能さと、シエルとの信頼関係や
細かな設定、人物関係を観ていないと、1クールで終わってしまう2期に
感情移入しにくくなるので、当然1期を観ておくことはオススメ。

ちなみに1期、2期ともシリーズ構成は岡田麿里。
監督、美術、色彩設定のスタッフは変更になったため、違いは随所に見られた。
どちらが良いとか悪いとかは人それぞれ好みもあると思うけれど、
全体的に観て、1期は日常系的な要素のほうが強く、コミカルなシーンも多かったが
2期は笑える部分をかなり抑えてバトル色を濃厚にし、心理描写はさらに細かく深くなっていた。

個人的にキャラデザはクロード&アロイスのほうが好みだったりして、
オリジナルの新キャラであるクロードを、とことん冷ややかな策士にし、
アロイスの傲慢さとしたたかさ、その裏にある孤独や、絶望感と哀しみを
彼の過去とともに描くことで、1期では感じづらかったシエルの正統派お坊ちゃんの
高貴さが浮き彫りになったし、セバスチャンのちょっと人間味のある愛情や甘さも見えて
奥行きを感じ、特に後半は感情移入しやすかった。

OSTのほうは1期同様、ストラヴィンスキーやマーラー、ヴィヴァルディや
ショパンなどのクラシックをモチーフにしたような曲や、
エニグマのようなグレゴリオ聖歌をベースにした曲がいいタイミングで挿入され、
クールな外見に似合わないド派手なアクションや、
エキセントリックな内面を垣間見せるクロードの動きや、
アロイスの歪んだ人間性を哀しげに見せることに成功していたと感じる。

一方、セバスチャンとシエルのほうは、1期の最終回のその直後がどうなったのか
中盤で描かれており、あぁなるほどそういうことだったのかと納得はできた。
そしてセバスチャンがなぜシエルに固執するのか、その理由もよくわかる。
また、それをクロードやメイドのハンナが察知して企てる数々の
エグい展開はなかなか見応えあったし、これでこそ{netabare}悪魔{/netabare}
と満足できた。

特に9話以降は緊迫感で張りつめ、目が離せなくなる。
{netabare} あくまでも悪魔は悪魔ということか。{/netabare}
ラストに対しては賛否分かれそうだが、僕的には2人のひとつの道筋として
そして、実際あるかないかわからないけど3期を期待できる結び方だったかなと。

それにしても、契約を遂行する忠実さは良しとして、悪魔だろうが人間だろうが天使だろうが
やはり女性の持つ母性愛に適うものはないのかもなぁと、しみじみ感じる2期だった。

ちなみに、あにこれでは別作品として登録はされていないが、
この「黒執事」6話あるOVAがすごく面白いのでオススメ。
不思議の国のアリスをモチーフにした物語があったり、ファントムハイブ家を案内してもらう形で
屋敷内のさまざまな場所のことがわかったり、『黒執事』をハリウッド映画に仕立て上げ
オールキャラが俳優としてインタビューに答えたりするのも笑える。
死神たちの裏側のこともちゃんと描かれてたりして、それも楽しいのだが
一番心に残ったのは、アロイスを主人公にした6話の「蜘蛛の意図」
愛情を渇望する彼の痛い心が、2期を観終えた後だとなおさらせつなく。
そして悪魔に関しては、「悪魔としての悦びは悪魔としての苦しみの先にしかない」
って意味がよくわかる話だった。
もちろん、1期2期を観てないと設定や関係がつかめないので観終わってからが前提。

声の出演は以下の通り。

セバスチャン・ミカエリス : 小野大輔
シエル・ファントムハイヴ :坂本真綾
フィニアン : 梶裕貴
メイリン : 加藤英美里
バルドロイ : 東地宏樹
タナカ : 藤村俊二
エリザベス・ミッドフォード : 田村ゆかり
劉 : 遊佐浩二
藍猫 : 矢作紗友里
ドルイット子爵 : 鈴木達央
アバーライン : 菅沼久義
葬儀屋 : 諏訪部順一
グレル・サトクリフ : 福山潤
ウィリアム・T・スピアーズ : 杉山紀彰
アロイス・トランシー : 水樹奈々
クロード・フォースタス : 櫻井孝宏
ハンナ・アナフェローズ :平野綾

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

★mana★ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

生きるべきか、死ぬべきか、それが問題だ・・そして、OVAは最高だったのである・・

1期に引き続き~なんて思いきや、
1話を観てみると・・「シエル&セバスチャン」が出てこない(;゚Д゚)
いきなり始まる「謎の執事と、謎の少年」の話。
しかもグロ健在?むしろひどくなってない?
「謎の少年」がメイドを目潰し!(σ´∀`)σ(*□*;)ギャ
これは・・完走出来ないかもしれない・・
と思いきや、颯爽と登場セバスチャン♫
やはり主役は変わらない事に安心し視聴継続しちゃって下さい♪

そうなのです、2期からは新しく「トランシー家」が加わります!
なので1期の「裏家業」とは違い、
「トランシー家」との話が中心になります!
トランシー家の当主「アロイス」・(あくまで)執事「クロード」
は執拗に「シエル&セバスチャン」を狙います( >_[・]) ロックオン
それは何故か・・という所がみどころになって来るのではないかと・・
しかしっ、やはり私が一番に楽しみだったのは、
オカマ死神「グレル」とセバスチャンの掛け合いですかねw
いや~何度観ても飽きないわぁww
\(・д\)ソレハ(/д・)/オイトイテ(グレル再度登場しますので・・w)

そして、注目すべき所は普通なら見逃す「アイキャッチ」
それぞれのキャラがタロットカードを正位置と逆位置で持っているのが印象的でした☆
カードの意味=ストーリーになってるようで、
詳しい方はそこも注目してみたら面白いと思います!

そして次回予告が面白いですね(・∀・)ニヤニヤ
セバスチャンが甘ぁーい声で色々やってくれます!

今回の新キャラの声優、
アロイス役には「水樹奈々」サン。個人的には・・合ってなかった・・かな。
クロード役は「櫻井孝宏」サン。
「イエス ユア ハイネス」が某ギアスのスザクとかぶったのは私だけ?(´・ω`・)エッ?w

1期と違い12話完結で完全オリジナルストーリー
なるほど・・って感じでした。
何で作ったんだ?とまでは言いませんが、
無くても良かったとは言えます・・
3期があってもおかしくないような終わり方。
私はあの終わり方には満足行きませんでした!
「あくまで私の意見ですが、ね|ω・`)」

しかーし、ここで終わらないΣ(*´∀`*;)ドキッ!!
私はレンタルで視聴したのですが、
OVAが収録されていて、ある意味そっちの方が面白かったとも言えます♫

①「シエル イン ワンダーランド(前・後編)」
黒執事版「不思議の国のアリス」ですね~☆
アリス=シエル・衣装が可愛すぎるぅ~(*´ω`)
白ウサギ=セバスチャン・うさ耳(*´ω`)
チシャネコ=グレル・猫耳(*´ω`)
他キャラもたくさん登場!黒執事の注目どころ、衣装が可愛すぎる作品です♥

②「ファントムハイブ家へようこそ」
うぉーーーーーー(゚∀゚)これは自分がファントムハイブ家へ行った感覚になれます♪かわゆいエリザベスのお友達として☆
セバスチャンが手を取ってくれます、シエルが歓迎してくれます、
ソウマに「可愛い」と言われます・・しかし、私には「ある計画」があるんです・・・

③「MAKING OF KUROSHITSUJI2」
黒執事の裏側・・登場人物達が役者のように私服でインタビューをうけたり、NGシーンだったり、グレルが「スッピンを映さないで!」と怒ったり、TVショッピングだったり・・アニメなのに、アニメじゃない・・こういうの好きです(。◕‿◕。)

④「死神ウィルの物語」
事前情報あったので、ウキウキで視聴♪
ウィルとグレルが新人死神に死神派遣協会を案内しながら
2人の過去をご紹介☆
こんな初々しい時期があったのか(*´∀`)
そして、メガネ課?死神にはメガネが必須アイテムらしいです♫

⑤「蜘蛛の意図語」
・・トランシー家の人物紹介?
とりあえず、使用人の3つ子が笑えます( ゚∀゚)アハハッ

Ⅱに満足いかなくても、これを観ればきっと満足出来るはずですよー!黒執事ファンなら是非♥

投稿 : 2024/11/09
♥ : 26

ゆりなさま さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

新キャラにはあまりピンとこなかった。

黒執事Ⅱでは新キャラのアロイス・トランシーとのお話。

ですが・・あんまり印象に残らなかったです(個人的にです。好きな方、すいません)

相変わらずセバスチャンの働きっぷりは素晴らしい(●・д・ノ)ノ
うちの家にもセバスチャンくださいっwって今回も思いましたw

まぁたぶん私は黒執事観てて、
セバスチャンとシエルがいてやはり2人が最強だー!!
・・なんて思えたら満足なんだと思いましたw

いろんなキャラがいておもしろいです。
結構好きなキャラ増えました〜♪

今後もぜひぜひ続編やOVA新作をお願いしたいです。
なんか終わって欲しくない作品ていくつかあるけど、
黒執事もその1つで本当に最後ってなったらなんかさみしいな・・。
だから当分終わらないで・・なんて思いました^^;


読んでくださりありがとうございました人´Д`*)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 20

72.7 6 死神で友情なアニメランキング6位
かみちゅ!(TVアニメ動画)

2005年夏アニメ
★★★★☆ 3.7 (809)
4575人が棚に入れました
瀬戸内の町で暮らす普通の中学生・一橋ゆりえは、極度の上がり症でしかもドジ。でも、心は真っ直ぐな女の子。がある日突然、神様になってしまった!?
その後は神様として拝まれたり、いろいろな人の望みをかなえたり、イベントに出演したりと忙しい日々を送っている。
人は予想もできない大きな力を手に入れたら、どうするのだろうか?
でも、大切なことは一生懸命がんばること。みんな持っていた大切なものがきっと見つかる。

声優・キャラクター
MAKO、森永理科、峯香織、野中藍、宮崎一成、岡野浩介、斎藤千和
ネタバレ

てけ さんの感想・評価

★★★★★ 4.3

破天荒な世界観の中にある、楽しさ、暖かさを味わって欲しいです

オリジナルアニメーション。
日本のメディア芸術100選にも選ばれています。


中学生の一橋ゆりえ(ひとつばしゆりえ)がひょんなことから「神様」になってしまう。
友人、家族、街の人々、八百万の神々と関わりあいながら、成長していくファンタジー。

パッケージイラストから「けいおん!」などの、女学生の日常ものを想像するかもしれません。
しかし、だいぶ違います。
周囲の人々や八百万の神々との交流をメインに描いています。
どちらかといえば「夏目友人帳」シリーズに近いかもしれません。
心温まるエピソードや、笑える小話を通して、主人公のゆりえの成長と恋物語を描いています。


設定は破天荒です。
1話から飛ばしまくってます。

どうして神様になったのか。
どうして神通力が使えるのか。
そんなことはどうでもいい。
バカボンのパパは、パパだからパパなのだ。
設定の細かさではなく、出来事に注目して見るアニメです。

中盤~終盤になると、設定はまったく気にならなくなります。
ただ、序盤にゆるい伏線を張り、終盤で回収するため、印象が薄れてしまうのが玉にキズ。
それでも、ラストの大事なシーンでは、しっかり応援させてもらいました。


時代は1980年代。
黒電話にガチャガチャ式のテレビなど、ノスタルジーを感じさせる風景が印象的です。
{netabare}
1994年に設定された「ニボシの日」を知っているケンちゃんは、きっと未来人です。
火星人が出てきたんだからいいじゃないか!
{/netabare}

笑いは豊富にちりばめられていて、バリエーションに富んでいます。
何気なく見ていると気付かないものもありますが、相当量のネタが仕込まれています。

・ダジャレ
・シュールな笑い
・鋭いツッコミ
・あとからじわじわくる笑い

さらに、歴史上の人物の名言を使った雑学系ギャグなどもあります。
そのため、雑学の知識があると、なお笑えると思います(といっても中高生の授業レベルです)。
また、ゆりえの両親のふわふわな夫婦漫才も見どころです。


キャラクターの絵柄は特徴的ですが、とっても丁寧。
作画の綺麗さではなく、ダイナミックな動きが見せどころ。
きちんとセリフにあった表情の動き、感情を表す顔や髪の変化など、細かいところにこだわりが感じられます。
ある程度ブレはありますが、ジブリ作品と錯覚するほどの回もありました。

特にしぐさ。
中学生らしさがよく出ていると思います。
恋に不慣れな、もじもじした感じが十分すぎるほど伝わって来ました。


全編を通して感じられたテーマは「自分で行動することの大切さ」です。
そこまで全面に押し出している感じはしませんが、会話の端々にメッセージ性が感じられます。

神様は「神頼み」ができないんです。
{netabare}
光恵「そりゃお願いがかなったらうれしいし楽だけど、そうしたらみんな何もしなくなっちゃうんじゃない? きっと今ぐらいの不便さがいいのよ、私たちには」
弁天様「最後に頼りになるのは、自分と、友達だよ!」
祀「でも、最後の勇気は自分で出さなきゃ!!」
{/netabare}

また、{netabare}戦艦大和の回は良かったですね。
大和「君は十分立派だよ。諦めずに、目的地に向かって、そして、戻ってきたんだ」
大和のセリフだからこそ重みがありました。


ちなみに、ラムネは実際に大和に積まれていました。
大和にかかわらず、南方への出陣ではよく見られる光景だったそうです。
潮風で塩分を吸収してしまうため、兵士が喉の渇きを訴えます。
そのため甘い飲み物が求められ、ラムネ製造機が搭載されていたとか。


閑話休題。
{/netabare}

設定に原理を求めたり、考察したい人には向いていません。
また、子供だましっぽいエピソードがあることも否定できません。
しかし、日常系よりはずっと型破りでドラマチックです。
安心して鋭い笑いを楽しみたい、心を暖めたい、そんな人におすすめです。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 67

ワタ さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

すっごく自然

このアニメを一言で表現するなら「自然」

何の経緯もへったくれもなく「私神様になっちゃった」という
主人公・一橋ゆりえの唐突な告白から物語は始まる。
凄いと思うのは、ゆりえ自身も周囲の人間もこの事実を自然と受け入れてしまっていること。
それは視聴者も同じで、最初はもちろん「えっ?」って思うわけですが
一体なぜ、どのように神様に選ばれたのかっていう疑問も
観続けていくうちに気にならなくなってしまう。(その疑問が最後まで明かされることはない)

そういった荒唐無稽さを自然と受け入れられるのは
舞台設定によるところが大きいと思われます。

瀬戸内海に面した、心地良い自然が残る田舎町が舞台。
尾道がモデルですが、最近のアニメによく見られる露骨な聖地アピールなんてものはなく
ありのままの自然な美しさが全編通して描かれています。
そこに住む人々も皆、穏やかでのんびりとしていて、とても緩やかな時間が流れている感じ。
ノスタルジーを感じさせる1980年代という時代設定も絶妙です。

作品世界に没頭できる雰囲気作りが、この作品は本当に上手いなーと感じましたね。


キャラ描写も自然でいい感じ。

ゆりえは神様になって特異な能力が使えるようになったり
神様集会などの行事に参加するようになるわけですが
描かれるのは神様としての成長ではなく、14歳の中学生としての成長。
それも劇的な変化ではなく、恋や友情など、ほんの僅かな一歩を踏み出す程度のもので
神の力を得ても、あくまで等身大のキャラとして描かれているところが自然で良いです。

それにしてもゆりえ様の可愛さは異常。
萌えなんてもんじゃない・・・この気持ち、まさしく愛だ!ってレベル(笑)
もうゆりえ様にちゅちゅちゅのチューってなもんですよ(爆)
表情の変化や何気ない仕草一つ取ってみても、他のキャラより丁寧に描かれてる気がするw
中の人の演技がこれまた破壊力抜群で、ぶっちゃけ舌っ足らずで棒読みなところもあるけど
そこがまた当時新人だったMAKOにしか出せない妙味というか。


主題歌もOP・ED共に素晴らしい出来。
クレジット表記がアニメの背景に組み込まれているOP映像の演出や
MAKOが歌うEDも歌詞、曲、歌声どれも可愛らしくてツボに入りまくり。


基本的に1話完結の日常モノで、回によって当たり外れがあるかもしれません。
それでも全編通してほのぼのとした空気の心地よさを感じられるし
甘酸っぱい初恋、友情、家族、ノスタルジーといった様々な要素が詰め込まれていて
観ていて暖かな気分にさせてくれる、そんな作品です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 58
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★★ 4.1

か~み~ちゅ☆

全16話

かみちゅ!とは神様で中学生の略「神中」のことですw
主人公の一橋 ゆりえが願い事をするときに使う言葉にも使用してます。(この掛け声が可愛くてタイトルにしましたw)

突然神様になった中学2年生の一橋 ゆりえ(ひとつばし ゆりえ)と、ツッコミ役で親友の四条 光恵(しじょう みつえ)、ムードメーカーで神社の娘のもう一人の親友、三枝 祀(さえぐさ まつり)を中心に、ゆりえが好きな一人書道部の二宮 健児(にのみや けんじ)、その他家族やクラスメイト、様々な神様がも出てくる、ほんわか日常(学園)ファンタジーラブコメ?です。

最初の出来事でかなりスケール大きなお話になるのか思いましたが、日常のお話が多くて終始穏やかに観れました。 {netabare}(台風や火星人が出てくるときはどうなるのかと思いましたがw) {/netabare}

ゆりえちゃんは、神様と言ってもちょっと不思議な力がありますが、かなりの人見知りの普通の中学生です。もじもじしたり、顔が真っ赤になるところは可愛かったですね~。
声は最初たどたどしいような感じでしたが、それがかえってこの役にはまっていました。

私はネコのタマ {netabare}(貧乏神) {/netabare}のしゃべり方がツボでした。さすが斎藤千和さんですねw

ゆりえちゃんの成長を楽しみに見守っていた感じがする作品でした。楽しかったですね〜
日常系作品が好きな方にはおススメです^^

OP 田舎の風景が似合うすがすがしい曲です。 
ED ゆりえ役のMAKOさんが歌ってます。元気な曲です。

最後に、この作品で神様ってこんなにたくさんいることを知りましたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 49

64.5 7 死神で友情なアニメランキング7位
ソウルイーターノット!(TVアニメ動画)

2014年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (511)
3209人が棚に入れました
死武専に入学した「恋に恋する14歳」春鳥つぐみ、天然少女で職人の多々音めめ、“キング・オブ・庶民”としてつぐみに興味を抱くツンデレお姫様アーニャ・ヘプバーンの3人が紡ぐ、死武専を舞台にした「殺伐だけどウキウキな学園ライフ」を描く。

2004年から2013年に月刊少年ガンガンに連載され、2008年4月~2009年3月にテレビアニメ化もされた「ソウルイーター」の外伝的作品で、本編中で描かれなかった設定を後書きに掲載するのではなくマンガで描きたいという思いから始められた作品。

声優・キャラクター
千菅春香、悠木碧、早見沙織、櫻井孝宏、山下誠一郎、小松未可子、小岩井ことり
ネタバレ

Appleモンキー さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ガガントス?

元々のソウルイーターは観たことがないですが、
今後どうなるんだろ^^

第1話からチンピラくんが文字通りの{netabare}小物{/netabare}に
変身したときは笑ってしまいました(笑)

「ソウルイーターノット」の「ノット」ってなんなのか
気になってたけど、そういうことなんですね。

■第2話
{netabare}
寮長さんサイコすぎ(笑)
めめちゃんのアレは職人の能力??^^
{/netabare}

投稿 : 2024/11/09
♥ : 56

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

本編の視聴が楽しみになりました(´ー`)♪

2008年~2009年にかけ全51話で放送された
「ソウルイーター」の外伝作品。全12話。

主人公は「恋に恋する14歳」春鳥 つぐみw
物語冒頭に、体の一部が武器化してしまう彼女は
この世界では定常なのか死武専への入学を決意する。
そこで出会う多々音 めめ、アーニャ・ヘプバーンとの
死武専ライフを描いた、ほのぼのコメディ中心の学園もの。

本編未視聴で今作品にのぞみましたが
ソウルイーターの世界観やちょくちょく出てくる
本編キャラを理解してるに越したことはないので
可能であれば、先に本編の視聴をオススメしますw

先述の通り、ストーリーは学園でのコメディが中心。
ここで描かれるメインキャラはとても明るく無邪気な
等身大の14歳といった感じでとても好感が持てました(´ー`)
ちょっとした百合要素も許容範囲内w
活き活きとしたキャラがとても魅力的でしたね。

「かがんとす」「庶っぱい(庶民的なおっぱい略)」など
流行らせたいのか?!と思わせるよーなキーワードが
ちらほらと見受けられたのも面白かったですねw
くぅ~庶っぱいも最高だぜェェェヾ(o´∀`o)ノ ……失礼。

声優陣もとても良かったと思います。
つぐみ役の千菅春香は新人さんのよーですが
違和感のない演技で◎
早見沙織のツンデラ役も素晴らしかったです☆☆☆
作画、キャラデザは作品に合った仕上がり。
音楽はOP、ED含め及第点ですね。

シリアス展開が待つ物語のラストには賛否あると思いますが
個人的には「外伝」としてアリだと評価します。
あのままほのぼので終わっても文句はありませんでしたがw

この作品を視聴してバトル中心という本編も気になりました。
小見川千明と内山昂輝がメインなんて楽しみです!
時間がある時にでも視聴してみよーと思います。

最後までメインキャラに元気の貰える作品でした(*´∀`*)
女の子たちの日常もの、学園ものがお好きな方にオススメです。



《キャスト》
春鳥 つぐみ(CV.千菅春香)
多々音 めめ(CV.悠木碧)
アーニャ・ヘプバーン(CV.早見沙織)
キム(CV.斎藤千和)
ジャクリーン(CV.沖佳苗)
エターナルフェザー(CV.小松未可子)
カナ・アルタイル(CV.小岩井ことり)
マカ=アルバーン(CV.小見川千明)
ソウル=イーター(CV.内山昂輝)
星☆茜(CV.櫻井孝宏)
クレイ・サイズモア(CV.山下誠一郎)
シド・バレット(CV.木村雅史)
シャウラ・ゴーゴン(CV.小清水亜美)



《主題歌》
OP:『monochrome』/Dancing Dolls
ED:『夕暮れハッピーゴー』
 春鳥 つぐみ(千菅春香) 多々音 めめ(悠木碧) アーニャ・ヘプバーン(早見沙織)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 51
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.7

この作品スピンオフですね、ですね~ もー!お二人ともイチャイチャしすぎです!ふん! ガガントス!

原作未読 全12話 ソウルイーター未視聴

普通の学生だった主人公の春鳥 つぐみ(はるどり つぐみ)は突然体の一部が武器化したため、死神武器職人専門学校、略して死武専に入学して力の使い方を学ぶことにしました。
その死武専には武器になる人間とパートナーとなる職人と呼ばれる人間いて、つぐみと同時入学した職人で物忘れが激しいナイスバディ{netabare}「眠拳」使い{/netabare}の多々音 めめ(たたね めめ)、もう一人職人で言葉遣いも服装も高貴な感じですが、好奇心が旺盛で拗ねたりする姿が可愛いアーニャ・ヘプバーンと寮が同室となって3人が中心の死武専ライフのお話です。

ソウルイーターのスピンオフ作品です。世界観は同じでソウルイーターのキャラも出ているようですが、前作未視聴で観てみました。

女子キャラがメインで軽い百合要素があります。3人のほのぼの学園生活に比重を置いてますね。

ただ、コンセプトは「殺伐だけどウキウキライフ」というとおり、ほのぼのしていてニコニコしながら観ているといきなりシリアスになるので注意が必要ですw

終盤はちょっと殺伐しすぎたような感じもしますが、間にコミカルな部分もあって楽しかったですね。{netabare}(野球でのアーニャさんには笑ってしまいましたw){/netabare}


OP 最初のシーンが好きです。(3人で手を繋いでジャンプするところ)曲も楽しそうな感じが良いですね^^
ED 主演の3人、千菅春香さん、悠木碧さん、早見沙織さんが歌ってます。仲のいい三人が象徴するような作画と曲でした。

最後に、主人公の春鳥 つぐみのCVは千菅春香さんですが、私の好きな曲で「琴浦さん」のED「希望の花」を歌っていた方ですね。声優もされているとは知りませんでした。声も違和感なく合ってましたね^^

投稿 : 2024/11/09
♥ : 44

64.1 8 死神で友情なアニメランキング8位
いぬかみっ!(TVアニメ動画)

2006年春アニメ
★★★★☆ 3.5 (333)
2223人が棚に入れました
吉日市に住む高校生・川平啓太は、由緒正しき犬神使いの一族・川平家の末裔だが能力不足その他モロモロの事情により主家から勘当されていた。
そんな折、川平家当主である祖母の元に呼び出された啓太は、“ようこ”と名乗る犬神に引き合わされる。出会った当初の彼女は従順で容姿は抜群。早速啓太は主従の契りを結び共同生活を始める。
ところが、ようこの本性は誰もコントロール出来ない程の大問題児。当初の従順な態度はタダのポーズにすぎなかったのだ。ようこの気まぐれで享楽的な態度に振り回される啓太は、様々なトラブルに巻き込まれ散々な目に遭わされる。

声優・キャラクター
堀江由衣、福山潤、中村俊洋、速水奨、名塚佳織、長谷川静香、森永理科、本多陽子、松岡由貴、木川絵理子、廣田詩夢、小林晃子、遠藤綾、新谷良子

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

メス犬に囲まれてみてはいかが?

霊能者の啓太と犬神のようこを中心に描かれるバトル+ラブコメ作品。
ハーレム要素も強いかと。


霊能者=犬神使い。
犬神=犬の化生。
位としては犬神のほうが下で従順なはずなのですが、ようこに限っては超問題児。
犬神のなかで強さはトップクラス。
そして嫉妬深さもトップクラス。
主人公である啓太のことが大好きなのですが、
自分にとって嫌な行動を啓太がするとすぐキレます。
怒ると彼の服を縮地(物をテレポートさせる術)で消し去ります。
外でも構わずにです。
おかげで啓太はすっぽんぽん。
おまわりさんこっちです状態です。
この一連の流れを面白いと思えるか否や。
ドタバタ系の作品なのでここはポイントかもしれませんね。

それと啓太の犬神はようこ一人ですが、薫というキャラにはなんと十人。
全員女の子で啓太とも関わります。
はい、ハーレムの出来上がり!
一人一人魅力があって良かったと思います。
てか薫とかなんなの、もう大政奉還しなさいよ。


ストーリーはあります。
でも私はギャグアニメと位置付けちゃってますね。
私としては、物語面はあまり期待してはいけないと思います。
気楽に視聴してくださいまし。


OP「ヒカリ」 歌ー堀江由衣
ED「友情物語」 歌ーAice5

OPすっごく好き。
それにEDは個人的に好みの曲。面白い曲ですね。
お暇であればニコニコで『友情物語 戦国無双 女の子』で検索してみてください。
面白いものが見れるはずです。



正直つまらない回も少なくなかったです。
特に終盤は私的には微妙だったかな。
ですが、面白い回は本当に面白く、高低差のある作品なのかななんて感じています。
全体をとおしてみれば、わりと楽しめたほうだと思います。
異能とか好きですしね。

コメディ寄りドタバタ系アニメが好きな方におすすめしたい一本です。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 34

ぱるうらら さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

変態御用達のアニメ

『いぬかみっ!』はラノベ原作、2クール(全26話)の変態・ギャグ・動物系アニメです。


この作品は言わば、変態の変態による変態のためのアニメ。第4話に至るまでにこの作品の雰囲気について行けなかった方は、大人しくこの作品の視聴を断念した方が良いかもしれない。前半も後半もシリアスな展開はあるものの、基本的に変態的なノリは変わらないので(笑)

1話に付き数回はゾウさん印の規制描写。下手すると、ある1話の中の半分はゾウさんが暴れまわっているという、何ともお目出度い作品であるが、見方を変えればある意味素晴らしいアニメだと私は思う。なぜなら、これ程までに恥部(野郎の)の規制描写が頻発するアニメは観たことが無いからだ。最近のアニメではここまで露骨なアニメはないだろう。しかし、ただ単に露出しかないというわけでもなく、それを基にしたギャグがなかなか面白いのが好感。馬鹿みたいな迷言と下ネタばかりであるが。

物語の内容は、ギャグが7割、シリアスが3割といったところ。そのシリアスに関しても殆んどが後半。そして、例えシリアスな話であっても、主人公や高頻度で登場する変態どものキャラが相変わらずのために、その場違いなテンションに首を傾げてしまうかもしれない。まぁ、それが良くもあるのだが…。
ギャグ回に関しても、それをギャグと取れず、単なるほのぼの回みたいなこともしばしば。そんな内容が目立つため、正直テンポは良いとは言えない。
しかし、各ストーリーの内容や設定自体はなかなかに良かったため、続きを見てみたいと思わせられるくらいには面白かった。また、ギャグとシリアスの調和が取れていたため、その辺は比較的安定したアニメなのかなと思う。

もう一点挙げるとしたら、声優陣がなかなか良かったのかなと思う。あの声優陣だからこそ、より面白い作品と為ったのではないだろうか。


最後に、お馬鹿系変態アニメが好きなら観るべし。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 17

Ssoul30 さんの感想・評価

★★★★☆ 3.4

犬神と犬神使いの物語! 結構楽しめて見れました。あっという間に過ぎていく2クール。ってな感じです。

ストーリー

吉日市に住む高校生の川平啓太は由緒正しき犬神使いの一族、川平家の末裔でした。ある日川平家当主である祖母の元に呼び出された啓太は、“ようこ”と名乗る犬神っと契約を交わしました。その契約は啓太が持っているものをようこに渡し、ようこが啓太に渡すというシンプルな契約です。けれど、啓太はある事を知らなかった。ようこは誰もコントロール出来ない程の大問題児でした。けれど、それは時間の問題でした。啓太のアホな行動や、やさしさで、ようこは普通のいぬかみとかわらない存在になりました。

私の感想

結構おもしろかったです。主人公のエロエロな思考がとくにこの作品をおもしろくしていると私は思います。啓太はいつも女性の裸姿を見ようとしていますが、それを阻止するためにようこがいつもとる行動は啓太を服なしで街中に、縮地(物体をテレポートさせる術です。)させる事です。それのせいで啓太はいつも警察送りされていますww それがかなり笑えました。っと言うか、二つ名が「裸王」って裸の王様の王かよww

この作品は結構戦闘のシーンも結構楽しめました。普通、こういう作品のたたかいは結構時間がかかってしまい、あまり楽しめないのが多いいのですが、この作品は戦いが短めで楽しめました。私が特に好きなのは薫の犬神が作り出す結晶のタワーです。あれは結構かっこいいので、私は好きです。

結構おもしろい作品ですが、この作品のキャラクターデザインは結構みんな似ている所がありまして、初めは少し躊躇してしまいます。けれど、3話見たらすぐになれて、たのしめます。ですから、この作品を見るときは最低でも3話はがんばりましょう。

オープニング

「ヒカリ」
結構私は好きですよ、こういうオープニング。キャラクターの魅力がかなり出ていて、そして、どこかこの作品のおもしろさも出ています。けれど私はこの作品に出てくるキャラクターが戦いの能力ばかりをメインに出していた事が気に入りませんでした。私的には後半から、画像を変えこの作品の魅力をもっとだしたほうが良かったとおもいます。

エンディング

「友情物語」
曲はまあまあ、いいです。けれど、・・・ なんといいますか・・ キャラクターデザインが最悪でした。なんといいますか・・ 目が・・ 目がなんか気持ち悪いのですよ・・・ 私的には普通にしてほしかったです。

「友情物語・男子(?)バージョン」
筋肉むっきむっきの人たち歌う気持ち悪い歌です。 ある意味笑えましたが、同じに吐き気も少ししました。まあ、こういう遊びもいいですよね(苦笑)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 13

65.3 9 死神で友情なアニメランキング9位
大図書館の羊飼い(TVアニメ動画)

2014年秋アニメ
★★★★☆ 3.4 (648)
3997人が棚に入れました
学生数5万人、教職員8000人を数える国内有数の学校法人「汐美学園」。数多くの学生寮、各種スポーツ施設はもちろん、カフェレストランから路面電車まで備える充実ぶりで、特に「大図書館」は国立図書館に次ぐ規模と言われている。筧京太郎はここ大図書館で、幽霊部員だらけの「図書部」に所属し、一人ゆったりと本を読んでいた。

4月。どんな願いでも叶えてくれることで有名な謎の羊飼いから「今日、貴方の運命を変える出来事があるでしょう」というメールをもらった筧は、白崎つぐみと知り合う。友人の桜庭玉藻とともに学園をもっと楽しくするための活動を始めていたつぐみは、玉藻や筧の友人・高峰一景とともに図書部へ入部する。

声優・キャラクター
間島淳司、米澤円、斉藤佑圭、山本希望、仙台エリ、種﨑敦美、森久保祥太郎、中島沙樹、佐藤利奈、柏木美優、瑞沢渓、大地葉、楠大典、鶴岡聡

PPN さんの感想・評価

★★★★☆ 3.5

肝心の羊飼いが…( x _ x ;)

学生数5万人、教職員数8千人という
大所帯「汐見学園」を舞台にした学園恋愛もの。
全12話。
エロゲ原作作品。(未プレイ)


キャラ、世界観、設定、展開などは
ハーレムものの王道といった所ですかね。
悪くなかったと思います♪
そこに「羊飼い」という謎が加わる事で
ミステリー調に仕上がったストーリーに。

まぁ、調はあくまでも調。
物語の核となるミステリーに深みを感じる事ができず
残念ながら中途半端な印象になってしまいました(´∀`;)

「羊飼い」の謎が物語の核ではなく
物語中の1つのアクセントとしての
扱いであればまた違った評価なのかも。

ハーレム、ラブコメ路線かミステリー路線
どちらかにハッキリと舵を切ったほうが
作品的には盛り上がったかも知れませんね。
……なんか…偉そうに…すみません。
ミステリー要素に期待しすぎでしたねσ(^◇^;)

それでも
気軽にハーレムものとして視聴するのであれば
十分に楽しめると思います!
主人公を囲むヒロインたちも可愛らしく
個性的なキャラが揃ってますしね♪
無駄にエロいシーンも少なくて◎でした。


ストーリー重視の方には物足りなさが残る。
キャラ重視であればそれなりに楽しめる。
観るこちら側がどちらかに舵を切る必要がある
そんな作品ですかね(´∀`)
これから観るよ~って方はあまりハードルを
上げずにご視聴下され!





《キャスト》

筧 京太郎(CV.間島淳司)
白崎 つぐみ(CV.米澤円)
桜庭 玉藻(CV.斉藤佑圭)
御園 千莉(CV.山本希望)
鈴木 佳奈(CV.仙台エリ)
小太刀 凪(CV.種﨑敦美)
高峰 一景(CV.森久保祥太郎)
望月 真帆(CV.中島沙樹)
芹沢 水結(CV.佐藤利奈)




《主題歌》

OP
『On my Sheep』/中恵光城
ED
『青空とグリーンベルト』/西沢はぐみ

投稿 : 2024/11/09
♥ : 46

とってなむ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

修羅場ってみましょうか

エロゲ原作の学園ものということで何気に楽しみにしていた作品でした
良くも悪くも期待通りで個人的には満足しています
これは思い込みかもですが、エロゲ原作の学園って何であんなに広いの?お金持ちっぽいの?
嫌だとかそういうのではなく純粋に気になっただけです
本作の舞台、汐美学園もデカくて優秀な人材が集まっている学園です


ハーレム要素が強いです
登場する女の子の一人にでも魅力を感じられればある程度楽しめると思います
と言うのも、一人一人の物語が意外にもしっかりと描かれているので、
もしサブ的立ち位置の娘を好きになってしまっても安心です
これは私にはありがたい
メインヒロインよりサブヒロインのほうを好きになる傾向があるので。
この作品もそうでした

と言っても、特別お気に入りの娘はいませんでした
見た目では圧倒的に千莉なのですが、性格が思ったより積極的でう~んです
あくまでも個人的にですけどね
ただ、言い方を変えればみんなそれなりに可愛いのです
みんな可愛いし仲は良いしで観ててほっこりしました
佳奈すけと千莉のコンビはもしかしたらお気に入りと言えるのかもしれません
それと、男性陣含め図書部の雰囲気は好きでした


物語的にキーパーソンとなるのが、作品名にもある『羊飼い』。
最初から最後までこの『羊飼い』に翻弄されるのですが、
話が進む毎に登場人物たちにとっての『羊飼い』の位置付けが変化していきます
本作の見所はそれと同時に変化していくキャラの心情描写ですかね
わりと細かい描写などもあって好印象です



OP「On my Sheep」 歌ー中恵光城
ED「青空とグリーンベルト」 歌ー西沢はぐみ

爽やかなOP曲と優しいED曲
すごく良かったと思います



ストーリー的には少し微妙だったと思いますが、
学園ハーレムものとしては十分楽しませて頂きました

そういえば本妻が来て追い出された泥棒猫ちゃん可愛かったですね
『ないわーあざといわー』『修羅場ってみる?』は名言だと思います

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41
ネタバレ

ninin さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

羊を飼うお話ではありませんw

ゲーム未プレイ 全12話

超マンモス校(学生数が5万人って凄いですねw)汐美学園2年生で、本を読むことが大好きな1人図書部員(他は幽霊部員)の主人公の筧 京太郎(かけい きょうたろう)は、とある理由で同学年のヒロインの1人である白崎 つぐみ(しらさき つぐみ)と知り合います。それから色々なエピソードをきっかけに仲間が増えてきて「学園をもっと楽しくするための活動」という目的で色々な活動をしていくお話です。

「羊飼い」部分はファンタジーですが、基本的に学園ボランティア活動みたいなことが中心です。

ヒロインたち全員主人公に向いていますのでハーレム展開が待ってますねw

12話の中にギュッとエピソードを詰めた感じです。

そうなると内容的には薄いですが、ヒロイン5人のキャラの色々な面が観れて楽しかったですね。

キャラはヒロイン中の一人の鈴木 佳奈(すずき かな)通称カナスケがお気に入りです。

ハーレムもの特有のもやもや感{netabare}(恋愛){/netabare}は残ってますが、最後はきちんと終わってます。

1人でも好きなキャラがいたら観ても良いかも知れませんね^^

OP/EDともに爽やかな曲ですね〜

最後に、ヒロインの1人である白崎 つぐみちゃんのCVは「けいおん!」で憂ちゃん役の米澤円さんで今回の声のトーンが憂ちゃんみたいな感じだったので「おっちょこちょいの憂ちゃん」って感じで観ていましたw

投稿 : 2024/11/09
♥ : 41

62.2 10 死神で友情なアニメランキング10位
ソウルイーターレイトショーSOUL EATER(TVアニメ動画)

2008年春アニメ
★★★★☆ 3.6 (70)
750人が棚に入れました
死神武器職人専門学校-通称「死武専」。その生徒である「職人」と「武器」。その目的はただ一つ。“99個の鬼神の卵と化した魂”と“1個の魔女の魂”を武器に食べさせ、死神様の武器「デスサイズ」を作ること。
最強のデスサイズを目指し、魂を集める死武専生“鎌職人”マカ=アルバーンと“魔鎌”ソウル=イーター。そして同じ様にデスサイズを作ることを目指す“暗器職人”ブラック☆スターと“魔暗器”中務椿、“死神様の息子”デス・ザ・キッドとその武器トンプソン姉妹。この3組のコンビを中心として、時にはぶつかり合い、時には助けあう、少年少女たちの成長物語である。

オキシドール大魔神 さんの感想・評価

★★★★★ 4.4

わざわざおまけを新録する心意気

内容は本放送時のソウルイーターと何ら変わりない。原作ルートに入ったりとかしない。再放送に新録したおまけが、基本的にCMの前後、たまにOPやEDに盛り込まれたりED後にあったりするだけだ。だけだが、存外このおまけが面白い。ただのギャグから、スタッフが鍋食べたいとかクソどうでもいい情報があったりした。深夜に再放送するだけなのに、おまけを新録したその心意気は評価したい。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1

57.9 11 死神で友情なアニメランキング11位
ウエルベールの物語 Sisters of Wellber 第二幕(TVアニメ動画)

2008年冬アニメ
★★★★☆ 3.3 (27)
192人が棚に入れました
18世紀初頭の西洋社会に似た国に剣と魔法や妖精、蒸気機関のみならず内燃機関から重機関砲、あげくは人格機能まで持つ人工知能搭載のロボットマシンまでが存在する世界を舞台に、性格・立場の違う美少女二人の友情と冒険譚を描く。

声優・キャラクター
高橋美佳子、竹内順子、浪川大輔、仙台エリ、チョー、寺島拓篤、杉田智和、上別府仁資、鶴岡聡
ネタバレ

トスカーナアモーレ さんの感想・評価

★★★★☆ 3.8

ウェルベール王国を守る為に

本作はウェルベール王国リタ姫と女盗賊ティナのW主人公
となっている。主題歌、ストーリー共に14話目が一部の最終回となっており変わった構成である

第一部・・・懸賞金を掛けられたリタ姫がティナを雇い他の
仲間と逃亡生活を送る。またサンガトラス国とウェルベール王国の戦争を回避し自らのみを守るべく叔父が国王のグリーダムへ向かう
第二部・・・ティナの復讐の手助けをするべく、リタも旅に同行する。戦争回避されたはずが新たな火種が勃発する

第一部の作りは雑だったが、中世ヨーロッパの王道ダーク寄りのファンタジーとあっていつの間にか引き込まれていた
特に二部の第5話は見所が満載になっており、ボル爺の誕生秘話を含めて以降最終話まで楽しんで見られるかも知れない
{netabare}残念ながらハッピーエンドにならないが、小国の話なのでその方が現実味を感じられる{/netabare}

好きなキャラクター:リタ、ガラハド、ボル爺
リタは王女を差し引いても素敵だし、ガラハドの様な生き様は恰好良い。この二人はかなり好きになった。ボル爺は個人的に好きなチョーさんが珍しく主役級を演じられていて満足

投稿 : 2024/11/09
♥ : 5

future☆ さんの感想・評価

★★★☆☆ 3.0

タイトルなし

.。o○ ○o。.あらすじ.。o○ ○o。.

怒涛の旅にひとまずのケリをつけたティナは、かつて自分の両親を殺した“ 死神蜂の男 ”を本格的に捜す決意を固め、リタ姫もティナへの大恩を返すべく共に旅立つ。
道中加勢したガラハドやジンとの恋愛が絡んだトラブルを乗り越えつつ、戦災から立ち直っていない各地の人々の苦悩を目撃しながら旅を続けた一行は、やがて“ 死神蜂の男 ”の衝撃的な正体と、再びウエルベールに迫る戦争の危機を知って・・・


.。o○ ○o。.キャスト.。o○ ○o。.

リタ・シオール:高橋美佳子
ティナ・ローター:竹内順子
シェリー:仙台エリ 
ジラノ・ド・ボルジュラック:チョー
ゲルニア・ハン:楠田敏之 
ガラハド・アイガー:浪川大輔
ハイデル・シオール:上別府仁資 
ローデン・シオール:杉田智和
ジン:寺島拓篤 
ヴァイス:鶴岡聡


.。o○ ○o。.放送日.。o○ ○o。.

2008年冬アニメ(2008年1月~2008年3月)


.。o○ ○o。.OP、ED.。o○ ○o。.

OP「Theme of wellber」ZOOM FLICKER
ED「絆-eternal rainbow-」E.O.D


.。o○ ○o。.お話.。o○ ○o。.

14話「再会の章」

15話「疵跡の章」

16話「秘密の章」

17話「傷心の章」

18話「流転の章」

19話「抗争の章」

20話「別離の章」

21話「追憶の章」

22話「死神蜂の章」

23話「暗殺の章」

24話「開戦の章」

25話「天命の章」

26話「結実の章」(最終話)

投稿 : 2024/11/09
♥ : 3

月夜の猫 さんの感想・評価

★★★★☆ 4.0

う~ん・・そっちにいくのか・・・普通に恋愛でも良かったのに・・

ティナは、かつて自分の両親を殺した“ 死神蜂の男 ”を
本格的に捜す決意をするが・・リタ姫もティナへの大恩に
報いる為に共に旅立つ事を決意する。

道中加勢したガラハドやジンとの恋愛が絡んだトラブルを
乗り越えつつ、戦災の爪痕の残る各地の人々の苦悩を目撃
する事になる・・更に旅を続ける一行に“ 死神蜂の男 ”
の衝撃的な事実と、再び迫る戦争の危機を知る二人は・・。

ん~・・其処までやっちゃいますかってくらいやってる。
悲しくて結構泣いたりもした。理解っていても涙がね~
第1幕から全くブレてなかいっていうだけなんだけどね・・
ガラハド結構好きだったので・・むぅ~・・う~ん・・

@戦災復興云々など解りやすいし戦後の実態って感じで
良いエピソード・・内容はナンセンスで・少しコミカル
を意識してるけどw


リタ・シオール(高橋美佳子)ウエルベール王女。推定19歳。
政略結婚を承諾するも、婚約相手を刺し重傷を負わせ逃亡。
世間知らずで、自分で服を着替える事も出来なかった。
賢く信念は強い。王族としてある程度護身術の心得がある。

ティナ・ローター(竹内順子)推定17歳。女盗賊。
城に忍込み偶然刺傷事件に巻き込まれ追われる事になる。
リタの旅にボディガードとしてついて行くことになった。
得意武器は銃。幼い頃殺された家族の仇の傭兵を探してる。

ガラハド・アイガー(浪川大輔)王国軍人。推定28歳。
ゲルニアの幼馴染で忠誠を誓う騎士。黒獅子連隊の隊長。
ゲルニア王子暗殺未遂事件の犯人リタを独断で追跡する。

ジラノ・ド・ボルジュラック(チョー)伯爵。愛称ボル爺。
自律した人工知能まで搭載した小型戦車。

シェリー(仙台エリ)ティナの相棒の小妖精。
空を飛ぶことができる。語尾に「-ベル」をつけて話す。

ジン(寺島拓篤)ティナの相棒で恋人。明朗快活で優しい。

ローデン・シオール(杉田智和)ウエルベール王子。
リタの兄。水晶玉占いができ、国思いで危機感が強い。
実戦面での勘のみならず決断と行動力に富む武人でもある。

ハイデル・シオール(上別府仁資)ウエルベール国王。
リタの父。優しい性格だが決断が遅く、可成りの慎重派。
息子のローデンから度々危機感の違いを責められている。

ヴァイス・エッジ(鶴岡聡)ウエルベール国に仕える武官。
ハイデル王側近。武骨で忠誠心と忠義に厚く正義感が強い。

ランバノフ・ハン(秋元羊介)サンガトラス国王。
優れた武人でもあるが、人材発掘や兵器開発指導も優秀。
軍事力による勢力拡大を躊躇わない征服者でもある。

投稿 : 2024/11/09
♥ : 1
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